古民家再生(事例の御紹介)

古民家再生プロジェクト

~概要~
Y様住宅改修工事 設計・監理業務
設計・工事期間:平成18年2月~平成19年6月
所  在  地 :広島県福山市
構造 ・ 築年 :木造2階建 築80年以上
敷地面積:489.09㎡ 延床面積:283.63㎡

 三世代80年にも渡って使用されてきた古民家を全面リニューアルし、快適な住環境を取り戻してさらに永く使用できる住宅に再生するプロジェクトです。古材でしか出すことのできない味わいを大切にしながら必要な補強と改修を加えることによって、オーナー様とご家族の思いを大切に引き継いだ趣ある住宅に再生することができました。

施工前全景
施工前(縁側)

施工前(基礎)
施工前(屋根)


↓以下、工事着工から完成までの流れを簡単にご紹介いたします。
進入路解体
 進入路を解体して、施工開始です。建物の解体工事を進めて行きます。→
平屋部
平屋部分の解体→
屋根
屋根瓦・土の撤去↓

2階
2階部分の解体作業の様子→
1階部分
1階部分の解体→
解体全景
解体工事完了。↓

根固め
 基礎を新しく造って行くため、建物全体をジャッキアップします。→
ジャッキアップ完了→
2階
 ジャッキアップと同時に2階部分の柱、桁を新設。↓

配筋状況→

基礎部分
土台、大引き、火打ち据付→
柱仕口
 既存の柱の損傷部分は、新材を組み合わせて加工し、補強をはかります。↓

ジャッキダウン
躯体を基礎に接続して、本格的に躯体の改修に入ります。→
桁、梁新設
 古材と新材を組み合わせて、耐震強度を確保します。→
筋違↓

筋違足元
金物・ホールダウン金物取付→
火打ち梁→
棟上式
 棟上式の様子。↓

全景
屋根瓦葺き→
土壁下塗り→
根太組↓

全景→
外装 漆喰塗
外装→
杉板貼り
内装


↓以下、完成写真の御紹介です。
外観(工事中)
外観(側面)

1階リビング~DK
2階~階段・吹き抜け

1階DK
天井

1階和室
2階洋室


 今回のプロジェクトは、古民家再生のフルコースメニューとも言える事例です。古くからある建物は、現在ではとても手に入れることのできない貴重な材料が使われていたり、経年ゆえの独特の深い趣があり、オーナー様にとっては愛着の深い建物であり、また、立地する地域にとっても景観上、歴史上価値の高い建物であると考えます。しかしながら手を加えることをしなければ劣化が進んだり、構造上大きな地震に耐えられなかったりという事態が発生してしまいます。少し改修を加えるだけでも見違えるほどによみがえる建物もあります。古いものを永く大切にして行くことは、私達日本人の良き伝統でもあります。ご自宅や所有建物の建替えや処分をお考えの際には、こういった再生の方法もあるということを是非知っていただきたく、このページを作成いたしました。もしご興味がおありでしたら、何なりとお問い合わせください。あわせて、「耐震診断・耐震改修」のページもご覧いただければ幸いです。「耐震診断・耐震改修」はこちら


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